今年の十五夜はいつ?簡単お月見レシピ|月見団子から月見うどんまで

月見うどん、湯気の立つ器に盛り付けた完成写真

今年の十五夜はいつ?「今日は何を作ろう」に応える簡単お月見レシピ

2026年の十五夜(中秋の名月)は9月25日です。満月そのものは2日後の9月27日ですが、十五夜としてお月見を楽しむのは25日が目安とされています。「お月見って何を用意すればいいの?」「本格的な団子作りは大変そう」という方に向けて、この記事では白玉粉で作る簡単な月見団子から、卵ひとつで手軽に「お月見気分」を楽しめるアレンジレシピまでまとめました。

特別な材料をそろえなくても、卵・うどん・里芋など普段使いの食材で十分に季節の行事を楽しめます。忙しい平日でも取り入れやすいメニューを中心に紹介します。

お月見に月見団子や卵を供える理由

十五夜は稲刈りや芋類の収穫の時期と重なることから、秋の実りに感謝し、翌年の豊作を祈る行事として江戸時代に庶民へ広まったといわれています。丸い月見団子は満月に見立てたお供え物で、里芋や栗、ぶどうなど秋の収穫物と一緒に飾られてきました。卵を満月に見立てた「月見そば・月見うどん」も、そうした由来から生まれた現代的な楽しみ方のひとつです。

基本の月見団子(白玉粉で簡単に)

材料(約15個分):白玉粉100g、絹ごし豆腐(または水)90g前後

  1. 白玉粉に豆腐(または水)を少しずつ加えながら、耳たぶくらいの硬さになるまで手でこねる。
  2. 直径2〜3cmに丸め、中央を軽くくぼませる(火が通りやすくなる)。
  3. 沸騰したお湯に入れ、浮き上がってきてからさらに1〜2分ゆでる。
  4. 冷水にとって粗熱を取り、水気を切る。

豆腐を使うと時間がたっても硬くなりにくく、上新粉を用意しなくても白玉粉だけで手軽に作れます。きなこや軽く煮溶かしたあんこを添えるだけで見栄えのするお供え団子になります。

洗い物を減らしたいなら電子レンジでも作れる

耐熱ボウルに白玉粉と豆腐(または水)を混ぜてなめらかな生地にし、ラップをして600Wで1分半〜2分加熱。清潔なスプーンで一口大に丸めれば、鍋を使わずに完成します。加熱ムラが出やすいので、様子を見ながら10秒ずつ追加加熱してください。

忙しい日にうれしい!お月見気分のアレンジレシピ

1. 月見うどん(卵1個で満足感アップ)

材料(1人分):うどん1玉、卵1個、めんつゆ、刻みねぎ、好みで天かす

  1. うどんを表示時間通りにゆでる、または電子レンジで温める。
  2. めんつゆをかけ、中央に卵を割り入れる。
  3. 刻みねぎや天かすをのせて完成。

卵1個をのせるだけで満月に見立てられ、洗い物も少なく済む定番の時短メニューです。

卵をのせた月見うどんを箸で持ち上げている写真

2. 月見そぼろ丼

材料:ご飯、鶏ひき肉、卵、醤油・砂糖・みりん各適量

  1. 鶏ひき肉を調味料と一緒にフライパンで炒りつけ、そぼろを作る。
  2. ご飯にそぼろをのせ、中央に卵黄をのせる。

鶏ひき肉は安価で使いやすく、節約しながら見た目も華やかな一品になります。

3. 月見バーガー風トースト

材料:食パン、卵、チーズ、ハムやベーコン

  1. 食パンにハムやベーコン、チーズをのせてトースターで焼く。
  2. 別途目玉焼きを作り、焼き上がったトーストにのせる。

子どもと一緒に作りやすく、朝食やおやつにもぴったりです。

4. 里芋の甘辛煮(行事食・節約食材)

材料:里芋、醤油・みりん・砂糖・だし汁各適量

  1. 里芋の皮をむき、下ゆでしてぬめりを取る。
  2. だし汁と調味料で里芋がやわらかくなるまで煮る。

里芋は秋の収穫物としてお月見に欠かせない食材のひとつ。安価な時期に作り置きにも向いています。

卵を生・半熟で使うときの注意点

月見うどんやそぼろ丼で卵を生や半熟で使う場合は、安全に食べるためのポイントを押さえておきましょう。日本国内で市販されているパック卵は、殻にひび割れがなく賞味期限内であれば生食を想定した衛生基準で管理されていますが、サルモネラ菌などのリスクをさらに減らすために、次の点に注意してください。

  • ひび割れのない卵を選ぶ。
  • 賞味期限内のものを使い、期限が近い・切れている場合は加熱調理(固ゆで卵や十分に火を通した状態)にする。
  • 食べる直前に卵を割り、作ったらすぐに食べきる(常温で長く置かない)。

小さなお子さんや高齢者、体調がすぐれない方がいる場合は、無理に生や半熟にせず、しっかり加熱したメニューを選ぶと安心です。

月見団子の保存方法とアレンジ

  • 当日中に食べきれない場合:ゆでた団子は乾燥しやすいので、ラップで包むか濡らしたキッチンペーパーをかぶせて冷蔵し、翌日までに食べ切りましょう。
  • 硬くなってしまったら:軽く茹で直すか、電子レンジで数秒温めると柔らかさが戻ります。
  • アレンジ:きなこ・あんこ・みたらしだれのほか、余った団子はお雑煮やスープに入れても楽しめます。

十五夜だけじゃない?十三夜もチェック

日本には十五夜のほかに「十三夜」と呼ばれるお月見の風習もあり、2026年は10月23日にあたります。十五夜だけを見て十三夜を見ないことは「片見月」として縁起が良くないとされてきた地域もあるため、余裕があれば10月23日にも月見団子や旬の食材を楽しんでみるのもおすすめです。

十三夜のお月見を紹介するワンポイントカード

よくある質問

Q. 月見団子は白玉粉と上新粉、どちらで作ればいいですか?

白玉粉はもちもち食感で扱いやすく、上新粉は歯ごたえのある団子に仕上がります。今回のレシピのように豆腐を混ぜた白玉粉なら、時間がたっても硬くなりにくく失敗しにくいのでおすすめです。

Q. 十五夜が曇りや雨だったらどうすればいいですか?

お月見は天候に左右されますが、料理や団子を楽しむこと自体が季節の行事として親しまれています。見えない月を想像しながら食卓を囲むのも良い過ごし方です。

Q. 卵を使わずに月見気分を楽しむ方法はありますか?

白玉団子を満月に見立てて汁物に浮かべたり、丸いはんぺんやマッシュポテトを団子形にするなど、卵アレルギーがある場合でも「丸いもの」で満月を表現する工夫ができます。

まとめ

お月見は特別な準備をしなくても、白玉粉と豆腐で作る簡単団子や、卵をひとつのせるだけの月見うどんなど、身近な食材で十分に楽しめる行事です。2026年の十五夜は9月25日。今日の献立に迷ったら、この記事のレシピからひとつ試して、季節の楽しみを食卓に取り入れてみてください。